大麻にも品種があることをご存じでしょうか。大麻も植物ですので、厳密には「品種」という観点でコーヒー豆のようにたくさんの種類があります。
今回は大麻を大きく2つに分けたときの分類とその効果の違いを解説していきます。

サティバとは
サティバの正式名称は「カンナビス・サティバ」といい、東南アジアや中南米などの温暖な地域で栽培されています。
インディカよりも背が高く、成長にも比較的時間がかかります。
精神的な不安やストレスを軽減し、創造性や集中力を高める働きがあることも知られています。

インディカとは
インディカの正式名称は「カンナビス・インディカ」といいます。原産はアフガニスタン・パキスタン・チベットなどの中東・中央アジアです。
インディカ種はサティバ種よりも背がひくく、成長が早いです。

サティバとインディカのハイブリッドとは
大麻においても品種改良という概念が存在します。サティバとインディカの特徴を併せ持つ、つまりよりバランスの取れた効果を発揮するように工夫してきたというわけですね。
ハイブリッド大麻はTHCの割合を増やすために栽培されることが多く、嗜好品としての特性を増すために作られます。
勿論使用するシーンに応じてバリエーションはあり、不安やストレスを軽減する用途から、化学療法や放射線治療の症状を和らげるものまで様々な用途があるようです。

サティバ・インディカの商品は含まれる成分が重要
ここまで大麻を大まかに「サティバ」「インディカ」で分けた場合の特徴を紹介しましたが、実はこれらは一般的な指標であって絶対的なものではありません。
同じ種類の大麻であっても栽培方法や含まれる成分によって効果が異なってくるというわけです。

ずばりTHC・CBD・(テルペンの含有量)です。
実際に市場に出る段階ではTHCとCBDの割合(%)・サティバorインディカで分類分けされて売られることになります。

THC?CBD?ってなに?という方は以下記事をチェックしてみて下さい。

重要なポイント
CBDやTHCの含有量で特性が変わる。
最近はテルペンも重要な要素として注目されてくるように
実際に海外のお店に足を運ぶと「サティバにしますか?」「インディカにしますか?」と声を掛けられることが多いです。
頭に効くか(ヘッドハイ)、体に効くか(鎮静作用)という点では有効な仲間分けとして今日まで使われてきましたが、本来は大麻の種類を外見で区別するための言葉です。
統計的にサティバは頭に効くし、インディカは体に効くことが多い。見た目も分かりやすく種類として分かれてるから。。
そんな理由で広く使われてきたというわけですね。

近年最も有力な説はTHCやCBDがテルペンとどのようなバランスで含まれるかです
テルペンは「植物や昆虫、菌類などによって作り出される生体物質」と定義されます。
わかりやすい例を挙げると、バナナの香りの成分やラベンダーの香りのもととなる成分です。
ラベンダーの香りにはリラックス効果や安眠効果があることは有名ですよね。
テルペンはそれぞれ様々な匂いや効果を持ち。私達の身体や精神に作用します。

大麻が含むテルペンの種類・効果については以下でまとめていますので気になったら見てみてくださいね!
テルペンについてはこちら!

重要なポイント
外見や種族として大まかに分けられてきたが、実際に含む成分(THC/CBD/テルペン)に着目することが最近のトレンド
まとめ
今回はサティバ・インディカの違いから、どのように大麻が分類されて販売されるかまで言及してみました。

この記事を読んでいただいてCBDを摂取してみたい!と思った方は以下でおすすめを紹介していますので覗いてみてください!
