「マンチー」という言葉をご存じでしょうか。大麻(マリファナ)の持つ効果の一つとして”空腹感”があります。
これが一般的にマンチーと呼ばれます

マンチー(Munchies)とは
マンチーという言葉の由来は「空腹を満たすためにたべるおやつ」という意味の英語でした

マンチーの効果とは
では実際にどのような効果があるのでしょうか。

空腹感
実際に感じる空腹感とはどのようなものなのでしょうか。
お酒を飲んだ時にラーメンや甘いものを食べたくなる・・・誰しもそんな経験があるのではないでしょうか。

近い部分もありますが厳密には違います。
キーワードは「空腹ホルモン」「THC」「CBD」です
空腹を感じる理由
空腹ホルモン「グレリン」
大麻を摂取した際には「グレリン」という空腹ホルモンが排出されます
これが実際の空腹とは無関係に空腹感を生み出すというわけです。

グレリンは主に胃で生成・分泌されますが、膵臓や脳でも少量分泌されます。グレリンの主な働きは以下の通りです。
・食欲を刺激する
・食事量の増加
・バランスのとれた脂肪蓄積の促進
グレリンは主に食事の量によって調節され、通常、食事前の胃が空っぽの状態の時に分泌量が増加します。通常、グレリンの生成と放出は、食物で満たされた胃が膨張すると停止します

その通りです。ただこの効果にはやはり個人差があるようです。大麻を使用している間は食欲や空腹のサイクルが大きく乱れるひともいれば、そんなに変わらないという人もいるということですね。
一般的にこの違いは、個人の体質や遺伝子の構成に起因するものだと考えられています
空腹感は「グレリン」という空腹ホルモンによって引き起こされる。効果は個人差がある
CBDの働き
CBDはCB1受容体との相互作用によって空腹感を引き起こすことがわかっています。CB1受容体は、嗅覚からの直接入力を受ける脳の領域である嗅覚皮質に影響を与えます。
2014年に行われたある研究によると、THCとの相互作用により、CB1受容体はカンナビノイドによって基本的に嗅覚系を操作し、一時的に嗅覚を高める化学物質を生成するために「利用」されるという。

THCの働き
2015年に行われた研究により、THCが脳を「騙す」ことで、満腹の信号を出すプロオピオメラノコルチン(POMC)ニューロンを活性化し、体が食べ物を必要としていると思わせることがわかりました。つまり、THCの影響下では、空腹信号をオフにすることができず、空腹の信号を脳に直接送ってしまうというわけです。

まとめ
本記事では大麻の持つそれぞれの成分が空腹を助長しているということがわかりましたね。
日本においてはTHCの含む製品の所持は違法ですので、体感することはできませんがCBDの商品は広く出回っていますね。

そうですね。CBDには他にも魅力的な効果がたくさんあるので気になった方は以下もご覧になってみてくださいね
